タクシードライバーというと、シニア層や中年層の男性が多いイメージの方が多いのではないでしょうか。しかし近年は20代や30代にも人気が出てきています。今回はなぜ若年層に人気が出てきたのか、理由について解説していきます。タクシードライバーになろうか気になっている方は内容をチェックしてみてください。
CONTENTS
20~30代の若者がタクシードライバー職を選ぶ理由
若い人が少なかったタクシードライバーですが、近年は若い方が増えています。若い方がタクシードライバーを仕事として選ぶのにはどんな理由があるのでしょうか。
新卒や若手の収入が高いから
タクシー業界は中年層やシニア層が多く活躍しており、その代が高齢化していくと業界が衰退していってしまいます。そのためタクシー業界は転職者や定年後の層の雇用を今までは狙っていましたが、タクシードライバーの若返りが必要と考え、若者の雇用促進に乗り出しまし、新卒の求人数を増やすなどしてきました。またタクシー業界は新卒や若者でも初任給が高いため、若くても稼げる業界として若者から注目が集まっています。
ライフスタイルに合わせた働き方ができるから
タクシードライバーはサラリーマンと同じように昼間働く日勤、夜働く夜勤、そして隔日勤があります。隔日勤は1日で2日分働く代わりに翌日が休み、ほかにも休みがあるので月の半分働いて半分休むといった働き方になります。
休みが多いので、その分趣味の時間を楽しんだり、子育てをしたりと自由時間を有意義に使えるという働き方が若者にとって魅力に感じる要因となっています。また夜勤は深夜の割増料金で稼げるので、若く体力のある内に稼ぎたいという方に人気があります。
20~30代の若者がタクシードライバーとして働くメリット
若者がタクシードライバーを職業として選ぶメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。タクシードライバーとして働こうか迷っている方は、メリットが自分にとって魅力的がどうかチェックしてみてください。
残業が少ない
入社した会社は残業が多くてつらい…という方はいませんか?先輩がまだ残業しているから、残業するのが当たり前になっているからなどといった理由で毎日のように残業がある会社もなかにはあるでしょう。しかし残業のし過ぎは心と体の健康によくありません。
タクシードライバーは残業が少なく、また休憩もしっかり取りながら働けるというメリットがあります。タクシードライバーはお客さんの命を預かるため、労働時間が厚生労働省によって管理されており、拘束時間や休憩時間が設けられています。そのため基本的には残業は少なめで、しっかり休憩が取れるといってよいでしょう。
またオフィスワークのように周りの人が残業しているから帰りにくいといったことは仕事の性質上ないため、残業へのストレスが少ないのがメリットです。
がんばれば若手でも稼げる
タクシードライバーは、歩合制か固定給と歩合制をかけ合わせた給与体系の場合が多くなっています。一般的なサラリーマンの場合、初任給は決まっており、勤続年数とともに給料が上がっていく場合が多いですが、歩合制の場合は売り上げを上げれば上げるほど給料に反映されます。そのため若手でもたくさんお客さんをタクシーに乗せて走れば先輩ドライバーを追い抜いて稼げる可能性があるでしょう。
20~30代の若者がタクシードライバーとして働く際の注意点
若者がタクシードライバーとして働く場合、メリットだけでなくデメリットや注意点をしっかり理解した上で求人に応募しましょう。
免許取得時期に注意
タクシードライバーとして働くには、基本的に普通自動車第二種運転免許が必要です。この免許取得は多くのタクシー会社で入社後の取得でも構わないというところが多く、免許費用を会社で出してくれる場合が多くなっています。しかしこの免許を取るための受験資格には、普通自動車第一種免許取得から3年以上経過している、年齢が21歳以上という条件があります。
また2022年に特例が開始され、年齢は19歳以上、普通自動車第一種免許取得から1年以上でも教習を受けることで試験を受けられるようになりました。そのため、普通免許を取りたての方はすぐにタクシードライバーとして働くのは難しいという注意点があります。
キャリアアップできるのか
若手でタクシードライバーになると若いうちから稼げる可能性はありますが、そのかわりにサラリーマンのように年齢が上がるごとに給料がアップしたり出世したりといった可能性が低くなります。
そのため若いうちからタクシードライバーとして働く場合、将来どういった働き方をしたいのかある程度考えておいた方がよいでしょう。個人タクシーとして独立を目指す、ほかの業界に転職する、会社でドライバー以外の内勤などになるなど、将来について考えることも必要です。
まとめ
近年、タクシードライバーは年齢の高い人がなるものではなくなりました。タクシー業界が若年層の採用に積極的になり、隔日勤務や若いうちから稼げる点が若者にとって魅力に感じられるため若手のタクシードライバーが増えています。
タクシードライバーは日勤、夜勤、隔日勤と働き方がいろいろあるため、自分の希望するシフトで働ける会社を探しましょう。また歩合率や稼げるエリアで営業ができるのかなどをチェックし、自分に合ったタクシー会社を選ぶことも重要です。
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20~30代の若手が比較的多く、研修などのサポート体制も万全です。二種免許の取得費用も全額会社負担なので、未経験の方でもチャレンジしやすいでしょう。